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金銭消費貸借契約とは

不動産投資『金銭消費貸借』について

無事「本審査」の承認が下りると、融資実行(引渡し)までに、銀行と『金銭消費貸借契約』を結びます。その内容について確認しましょう。

『金銭消費貸借契約』とは、借主が貸主から金銭を借り入れてその金銭を消費し、その借入額と同額の金銭を利息付きの場合は利息分も含めて、貸主に返済するという契約です。(民法587条)

簡単に言うと、投資物件購入者が金融機関等との間で締結するアパートローンの借り入れ契約のことです。ローン契約、金消契約と略されることがあります。

また、投資物件を購入するために、アパートローンを金融機関から借り入れる際には、一般的に、金融機関等は対象となる投資物件に抵当権を設定します。この場合には、金銭消費貸借契約と抵当権設定契約をまとめて一つの契約書に盛り込むことが多く、こうした契約は「金銭消費貸借抵当権設定契約」と呼ばれます

『金銭消費貸借抵当権設定契約書』の契約条項
契約日
貸主と借主について(住所、氏名)
借入金額・利率・返済期日・遅延損害金
返済の延滞や債務者の信用状況が悪化した場合の措置(期限の利益喪失事由)
不動産に対する抵当権設定
不動産の売却・賃貸借等の制限
火災保険への加入
保証人または保証会社に関する定め

金銭消費貸借抵当設定契約書に必要な書類

本人 ・本人確認書類(運転免許証、パスポート)
・印鑑証明書(原本2通)(3か月以内のもの)
・実印
・返済用口座の銀行取引印(当該銀行で新規に口座を作る場合が多い)
・市町村役場
・本人
・本人
・本人
連帯保証人 ・本人確認書類(運転免許証、パスポート)
・印鑑証明書(原本2通)(3か月以内のもの)
・実印
・市町村役場
・本人
・本人

 

金銭消費貸借抵当設定契約の当日に確認すること

契約手続きを行う場所は、通常、申込先の金融機関です。
金消契約は借り入れする本人が行う必要があります。金融機関から指定された必要書類を忘れないよう注意してください。

契約の流れですが、まず重要事項の説明があります。その後契約書などの書類に記載されている内容を読み合わせをして確認します。その後、署名・捺印を行います。
要確認事項は次の3点です。

借入額
借入年数
金利

火災保険の確認

また、金消契約時には火災保険加入の有無の確認も行われます。
火災保険は金消契約から引渡しまでに加入しましょう。
融資実行後に火災保険が未契約であることが発覚した場合は、融資一括返済が求められることもありますので、注意してください。

金銭消費貸借抵当設定契約 まとめ

金消契約当日は銀行に向かう前に、再度、必要書類・印鑑を確認しましょう。実印や返済口座の印鑑を忘れることが多いです。必要書類・印鑑がないと契約できませんので、念入りに確認しましょう。

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