空室対策 初期費用を安くする
空室がなかなか決まらない。
何かしないとダメだ。そうだ、値下げをしてみるか・・・
不動産サイトで、隣のアパートが2000円値下げになっているのを見たしな。
もしかしたら隣はもう決まったかも知れないな。
よし、やっぱり値下げしよう!
お気持ちはよく分かりますが、値下げの効果は長続きしません。
なぜなら、他者も値下げをするからです。
では、どうするか・・・
そのようなときは、値下げではなく「初期費用を安く」しましょう。
入居希望者さんの中には一定数、「初期費用が安い」を第一重要項目に挙げる人がいます。毎月の家賃は若干高くても、とにかく最初にお金のかからないお部屋です。
例えば、月8万円の家賃だとして、敷金1ヶ月礼金1ケ月なら、初期費用は約36万円です。
これを、敷金0礼金0にすれば初期費用は約20万円になり、多少の難はあっても決まる確率は相当高くなります。
それでも効果がないなら、さらにフリーレント1ケ月です。
FR1ケ月つけることで早い効果につながるなら、それもいいではないですか。
もたもたしてると1ケ月なんてすぐ経ってしまいますから。
繰り返しになりますが、空室対策としての「値下げ」は最終手段です。周辺の賃貸相場を下げるだけでなく、価格競争に巻き込まれてしまいます。
「空室対策」に値下げはなしです。
根本的な解決策は、他者と差別化して独自の戦略をとること。
お時間があれば、差別化の例など、こちらご参照ください。