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空室対策

空室対策の「基本の基」

空室対策の基本を抑える

空室対策というと「何か新しい設備を整えて競争力を上げなければ」と考えがちですが、実はもっと大事なことがあります。

それは、空室を出さないこと。
つまり現入居者さんに長く住んでいただくことです。

長く住んでいただければ、退去に伴うリフォームや募集費がかからないだけでなく、更新料が入ります。
退去があれば大きく減収。なければ増収です。出来るなら増収の方がいいですよね。

転勤などやむを得ない事情の場合は仕方ありませんが、そうでない理由で退去されてしまうのは大変もったいないことです。

では、入居者さんはどんな時に引っ越しを考えるのでしょうか。
また、入居者さんに長く住んでいただくためには何をすればいいのでしょうか。

長期入居対策に重要な鍵

冒頭でお伝えした通り、一番の空室対策は、入居者さんに長期間入居していただくことです。

では、どのような点に注意すればいいのでしょうか。

私たちは、お客様が退去を希望された際、その理由を必ず聞いています。
その理由のトップにあるのが「管理上の問題」です。

具体的には、
「隣の部屋が大きな音で音楽をかけていて落ち着かない」
「ゴミを夜中に出す人がいて朝方カラスに突かれて、ゴミが散乱している」
「不特定多数の人が出入りしている部屋があり不安だ」

などの生活上の不安や不満です。

このような相談が来た場合は、すぐに対処する必要があります。
放っておけば、不安や不満は大きなストレスとなり、その結果「どこかに引っ越そうかな」と考えるようになってしまうのです。

ですから、そのような問題が起こった時は、すぐに動きましょう。
問題のある人に、まずはお手紙などで注意を促し、「このような対処をしました。それでもまだ問題があるようならご遠慮なく連絡ください」と報告をしましょう。

長期入居対策でやってはいけないこと

長く住んでいただきたいからと言って次の二つはやってはいけません。

・家賃を値下げする
・更新料を取らない

自ら収入を落とすのはお勧めできません
値下げ・更新料を無くすのは最終手段です

 

値下げは
入居者さんから申し出が会ったときに考える

 

 

まとめ

ご不満に対しては、迅速に対応しましょう。
早ければ早いほど効果的です。

当日中の対処がベストです。
遅くとも翌日までに報告しましょう。

スピード感を持って対処すれば、そのことが入居者さんの信頼につながります。

問題がなくなったとしても、メールなどで「その後快適にお過ごしいただけてますでしょうか」とフォローすれば、尚可だと思います。

すぐに対処して早く報告することがとても大事です

 

 

 

 

 

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