自宅を購入して猫と快適に暮らす
新居を購入して、猫と幸せに暮らしたい
猫飼いさんなら誰でも一度は想像したことがあるはずです。
賃貸とは違い自分のうちですから、誰に気兼ねすることなく、猫と自由に暮らせる。分譲マンションは壁や上下階の床や天井の造りがしっかりしているので、賃貸の時に気になっていた「音」の問題も緩和されます。猫さん用リフォームもできるので、入居前に猫が喜ぶ施設を作ることもできます。
まさに良いことだらけに思えますが、いざ自宅を購入しようとすると様々な不安や心配が出てきます。
ここでは、自宅を購入する際に気をつけなければならない事柄や不安にどう向き合ったらいいかなどについてお伝えします。
住宅を購入する際、考えるべきこと
①購入予算を考える
家を買うためにはまず予算を決めなければなりません。
しかし、どのくらいの借り入れが可能なのか全くわからない方も多くいらっしゃると思います。
年収から購入価格の目安を知る
住宅ローンを使う場合、年収から借入可能額がある程度分かります。
通常のローンを使う場合、「返済比率25%が無理なく審査が通る融資金額」になります。
返済比率とは収入に対する住宅ローンの比率で、ここを金融機関は見るわけです。
例えば年収400万の方なら400万×0.25=100万円。
月々のローン返済額目安は100÷12で約83,000円です。
ローンの返済比率計算をする
返済比率=(毎月のローン返済額)×12ヶ月÷年収額
年収600万円で月々の返済は12万円の場合
12万円×12ヶ月÷600=0.24
返済比率は24%です。
無理ない返済比率は25%以内とされています。
年収による購入可能額の目安
月々の返済 | ボーナス返済
0円 |
ボーナス返済 年2回 5万円 |
ボーナス返済 年2回 10万円 |
ボーナス返済 年2回 15万円 |
|
400万円 | 8万円 | 2470万円 | 2725万円 | 2985万円 | 2930万 |
500万円 | 10万円 | 3085万円 | 3345万円 | 3600万円 | 3855万円 |
600万円 | 12万円 | 3700万円 | 3960万円 | 4220万円 | 4475万円 |
700万円 | 14万円 | 4320万円 | 4575万円 | 4835万円 | 5095万円 |
800万円 | 16万円 | 4630万円 | 4885万円 | 5145万円 | 5400万円 |
900万円 | 18万円 | 5555万円 | 5815万円 | 6070万円 | 6325万円 |
1000万円 | 20万円 | 6175万円 | 6430万円 | 6685万円 | 6945万円 |
1100万円 | 21万円 | 6790万円 | 7045万円 | 7305万円 | 7565万円 |
1200万円 | 22万円 | 7718万円 | 7975万円 | 8230万円 | 8490万円 |
実際の借入可能金額は?
購入可能金額=住宅ローン借入金額+頭金-諸経費
諸経費とは、税金や仲介手数料、登記費用などで物件価格の7~8%です。
頭金は、物件購入時に現金で支払うお金で、物件価格の20%が理想とされていますが、実際にはそんなに出せる人はいません。
1番多いのは100万円。2番は300万円台です。
しかし、頭金を入れなくても住宅ローンは組めますのでご安心ください。
実際の購入可能金額は?
購入可能金額=住宅ローン借入金額+頭金-諸経費
諸経費とは、税金や仲介手数料、登記費用などで物件価格の7~8%です。
頭金は、物件購入時に現金で支払うお金で、物件価格の20%が理想とされていますが、実際にはそんなに出せる人はいません。
1番多いのは100万円。2番は300万円台です。
しかし、頭金を入れなくても住宅ローンは組めますのでご安心ください。
②物件を探す
予算が決まったらインターネットや専門雑誌、新聞折り込みなどで情報を集めます。毎日情報収集すれば物件の相場観や内装や設備の仕様などがぼんやり分かってきます。そして自分はどのように暮らしたいのかを想像してみましょう。
希望条件を考えて優先順位をつけてみる
次は自分の希望条件を整理してみましょう。そして、その希望条件に優先順位をつけます。具体的に考えることは次の通りです。
1.立地
- 通勤や通学から考えた電車の沿線
- 最寄り駅、駅までの時間
- 学校区
- 公共施設の利便性
- 周辺環境
2.建物
- 間取り、面積
- 設備
- 駐車場や駐輪場の有無
3.その他
- ペット可かどうか
- 頭数の制限はあるか
- 買い物はしやすいか
- 病院は近いか
- 昼と夜の違いや街灯の確認
- 物件の価格
などに優先順位つけます。
賃貸でも同じですが、全ての希望を叶えるのは困難です。そのため完璧な住宅を探すのに何年もかかる方もいます。現実的にはメリット・デメリットを考え、全部の希望の70%くらいを目安にしましょう。
実際に部屋を見に行く
予算と決まったら不動産会社に問い合わせます。希望に近いものがあればその物件を見に行きましょう。立地や間取りなどはインターネットなどで簡単に調べられますが、実際に現地を確認することは非常に重要です。
例えば同じような間取りでも、「物件の向き」「天井の高さ」「日当たり」「窓の位置」「ベランダや窓からの景色」などが違うだけで印象はガラリと変わります。
周辺の環境や騒音の確認も必須です。ごみ捨ての方法や時間などの制限も知りたいところですね。
不動産会社について
不動産会社には大手から地元密着など様々な業者さんがいます。しかし現在はインターネットで殆どの物件は業者間で共有されています。つまり、どの業者さんでも同じ物件をご紹介できるのです。
会社の信用度も大切ですが、一番大事なのは担当者です。これから物件探しから個人情報の開示やローンの相談・手続きなどで長い時間お付き合いすることになります。担当者さんは面談やメール対応などで性格や相性を見てみましょう。