競争が激化しないうちに手を打ちたい
投資物件は築年が7年を超えたら工夫が必要
築年が経過すると「入居者さん」に選ばれなくなってきます。その理由は、周辺には同じようなアパートやマンションが数多くあるから。しかも、現在、新築投資用物件が数多く市場に出てきて、それが次々と売れています。ですから、将来はもっと入居者さんの確保に苦労することになるでしょう。
入居者さんに選ばれる物件
入居者さんに選ばれるためには、『他の物件より秀でたもの』『差別化されたもの』が必要です。競争力を持たせるため、アクセントクロスや宅配ボックスの設置、インターネット環境を整えるのもいいですが、その効果は限定的です。なぜなら他者も同じようなことを行なっているからです。
他者と違う戦略
他者と違う結果を求めるのであれば、他者と違う戦略を取る必要があります。それが『差別化』です。差別化の方法は「ターゲットを定める」こと。老若男女問わずターゲットを幅広くすることは、他者がとる戦略。つまり平均的な物件です。そうなると「駅近」「築年数が浅い」物件が選ばれます。対抗手段は「家賃を下げる」しかありません。
差別化の方法
差別化の方法は「ターゲットを絞り込む」こと。
例えば防犯意識が高い女性は、多くの出入りがある普通の物件より「女性専用アパート・マンション」を選びます。その場合、男性はターゲットから外しますから、入居希望者が減ってしまい不利なように感じます。
しかし差別化には発想の転換が必要です。
ターゲットを女性のみに絞り、さらに「防犯意識の高い女性」に絞り込む。そして「オートロック(マスト)」「防犯カメラの充実」「ピッキングできない鍵への変更」「1階ならシャッターの設置」などの設備を整え、防犯面だけは他者がマネできないほど徹底的に行なう。
それが「差別化」です。
専門性を高める
人は「専門」に魅かれます。
ご存じの方も多いと思いますが、渋谷区の千代田線・代々木八幡駅にMont Blanc STYLEというモンブラン専門店があります。
目の前で作り上げる「作りたてモンブラン」を提供しています。価格は煎茶やラテとセットで約2000円と高価ですが、開店前から行列が絶えません。お店の認知度が上がるにつれ行列はエスカレートし、始発で行っても整理券が取れなくなりました。その結果、現在は会員制のお店になってしまいました。
このお店の「ターゲット」は、本格志向の美味しいモンブランが食べたい人です。
美味しいモンブランは他にもありますが、自社農園でモンブランに適した栗を育て、目の前で作り上げているお店は、おそらくないでしょう。美味しいモンブランを食べたいなら他のお店よりこのお店に行きたくなりますよね。
これが、専門店の強みです。
専門店には、他者にない「1点集中」した強みや魅力があるので、多少価格が高くても問題なし。むしろ、若干高めくらいのほうがより魅力が増します。つまり本格専門店は、消費者に選ばれ、価格競争に巻き込まれないのです。
当社は「猫共生物件」をお勧めします
差別化は「ターゲットを絞り」「1点集中」すること。
その方法として当社では「猫共生物件」をお勧めしています。「猫共生物件」は「猫と安心して暮らしたい人がターゲット」「猫のみ可とすることが1点集中」です。
猫と暮らす人は、どんどん増えています。
猫と安心して暮らしたい人は、隣に犬がいる部屋を選びたくありません。猫は犬の鳴き声に委縮してしまい、自分も落ち着いて生活できないからです。犬も猫もOKなペット可物件は数多くありますが、猫と安心して暮らせる「猫のみ可物件」「猫共生物件」は数がとても少ないのが実情です。東京には30物件ほどしかないと思います。需要は非常に高いのに、『物件が本当に少ない』のです。
チャンスがあると感じませんか。
これが当社が自信をもって「猫共生物件」をお勧めする理由です。
「猫共生物件」への思い
当社は、日本初の猫物件専門の不動産会社です。創業から10年半、猫可・猫共生物件のみにこだわってきました。
訪れた猫可・猫共生の部屋は4000室以上。日本で一番「猫可・猫共生」の部屋を見ています。仲介も積極的に行なっていますので、猫と暮らす人・これから猫を飼う予定の人をほぼ毎日、猫物件にご案内し、お話ししています。
ですから、どんな部屋に人気があるのか、どんな部屋に申し込みをするのか熟知しています。「猫可」をさらに絞り込んだ「猫共生物件」はとても人気があり、当社の管理する物件は周辺相場より若干高めの賃料設定ですが、予約が入ることも多くなってきました。退去があっても次の入居者さんがすぐ決まります。
「猫共生物件」リフォーム事例
猫共生と言っても、費用をかければいいというものではありません。部屋の特徴、猫の性格、周辺の競合状況などを考慮してデザインを決めていきます。下記ご参照ください。
猫は建物を傷つける?
猫は建物を傷つたり、匂いがつくので「猫可にはしない」という方も多くいます。しかし、飼い主が爪とぎなどを設置すれば、猫が建物を傷つけることはあまりありません。また完全室内猫のオシッコの匂いは犬のそれと変わりません。
当社では入居説明の際、飼い猫の傷は借主負担と説明しています。また、契約書にもその内容が盛り込まれています。
建物を傷つけるのではとご心配されたお客様から、これまでに質問が多かった内容についてQ&A形式でお答えしています。
「猫共生」「猫可」物件は、ぜひ当社にご相談ください
「猫共生物件」「猫可物件」は、猫物件専門の当社にぜひご相談ください。
導入すれば、きっとその効果に驚かれると思います。
お気軽にお問い合わせください
TEL 03-5784-4333(9:00-18:00)